1930年代ドイツ製FROWO社「No.500」。
タンクに“犬がランタンをくわえた”意匠が鋳出された、
希少な前期モデルです。
初期にしか見られないこのロゴはFROWOの原点を物語る証であり、
コレクターにとっても魅力的なポイントとなっています。
構造は15mm幅の平芯を使用したホットブラスト方式。
灯油で約20時間の連続燃焼が可能です。
当時のFROWO社は「Stalllaterne(厩灯)」と呼ばれる馬小屋用ランタンの製造を手がけていた歴史があり、
No.500もその流れを汲む実用灯火として誕生しました。
電気が普及していなかった農村の納屋や作業場、夜間の見回りといった日常の中や鉄道や交通、公共の現場でもこのランタンは使われていたようです。
丈夫な構造と長時間の燃焼時間は、まさに“現場に強い灯り”として信頼されていた理由なのでしょう。
このランタンの魅力は灯したときに現れる“静かな炎”にあります。
当時のドイツではFeuerhand社の白色光が都市の灯りを支えていた一方で、
No.500のような黄みがかった柔らかな炎は、農家の納屋や小さな駅の片隅をそっと照らしていたのだと思います。
今も火を入れれば、その時代の営みがふっと浮かび上がるような静かな存在感を放っています。
・本体サイズ:高さ約34cm 幅約18cm
・リペイントはしていません。
・WTカークマン製クリアグローブを装着しています。
・各部動作良好。スムースに芯が上下します。
・燃料は灯油もしくはパラフィンオイルを推奨します。
・平芯は15mm幅のものを推奨。
・新品の芯をお付けします。(新品は現在でも入手可能です)
・緩衝材を各部に使い丁寧に梱包して発送いたします。
☆ドイツ製ビンテージ品です。現行品や新品のような精度は期待できません。ご理解のある方のみのご購入をお願いいたします。
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#cronospeedoビンテージランタン
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