HOT ! 新生の 福善 ハンマー 戦棍 せんこん 1本 ペグハンマー

キャンプ用に設計されたハンマー『戦棍（せんこん）』でございます。
この戦棍は薪割りクサビである『苦無』のユーザー様からのご要望から生まれました。
もちろんコンセプトは苦無と同じく『軽く持ち運びやすい』ハンマーです。
直線的な形状のため携帯性に非常に優れており、バイクや自転車、徒歩等の荷物量に制限がある際の心強い味方となります。
また持ち手と打撃部が熱処理を施したステンレス鋼による一体構造であるため頑丈。打刀ペグはもちろん鍛造ペグを初めとした様々なペグにて使用可能です。
【特徴】
① 軽量、コンパクト　◇パッキング時に最適◇
バックパックなどに収納しやすいよう一般的なT字型ではなく直線的な形状を採用。苦無と同様のデザインにより非常にコンパクトかつ、軽量（約300g）なハンマーとなっております。
② 高強度　◇熱処理したステンレス鋼を使用し、頑丈◇
真空熱処理を行ったステンレス鋼を使用しておりますが、打刀等よりも硬度が低く（柔らかく）なるように調整しております。
打刀や苦無などを傷つけず、ハンマーは頑丈になるような強度に仕上げました。
③ デザイン　◇形状の異なる２つの打面◇
打撃部は平面部と円弧部の2つの打面がございます。
面が広くペグを狙いやすい平面部、硬い地面等の場合には打撃効率が良い円弧部にて打ち分ける事が可能です。
持ち手箇所は全ての面に面取り加工が施されており、握りやすい構造になっています。また持ち手の最下部には直径5mmの穴があり、ガイロープなどを取り付けて頂くとハンマーのすっぽ抜けを防止出来ます。
④ 錆にくい　◇ステンレス鋼に錆びにくくなる表面処理◇
材料にステンレス鋼を使用し、更に最終仕上げの表面処理を施しているため錆にくくなっています。
⑤ ペグ抜きについて　◇打刀を1本同梱◇
戦棍は収納性を重視し、スリムなデザインにしたためペグ抜き機能は設けておりません。
その代わりに打刀ペグ1本を同梱しております。ペグ抜きを行う際はこの打刀をご利用頂き、ペグを回転させたり、テコにして引き抜いて頂くことが可能です。
⑥　薪割りについて　◇薪は端部から割る◇
苦無と戦棍を使用して薪割りを行う際は、大きな薪を中心から割っていくのではなく、薪の端部から小さく数度に分けて薪割りを行うことを推奨いたします。
硬い大きな広葉樹を中心から割る際には戦棍では軽く、力不足になりますのでご注意をお願いいたします。
薪割り時の使用方法の共通点から小サイズの薪割りクサビ「苦無」と相性が良いハンマーです。
薪の中に苦無が埋まってしまっても細身の戦棍であれば、そのまま打ち続けることが可能です。
今回のハンマーは打ち込みやすさを追求していった結果、ヨーロッパを中心に使用された殴打用の武具であるメイスに似た形状になったため、その日本語訳である『戦棍』と名付けました。
実はメイスには他にも「鎚矛（つちほこ）」という訳がございます。ハンマーなので「鎚」という字はぴったりなのですが、今回の形状はどう見ても棍棒に近いと思い、戦棍といたしました。
キャンプは常に地面や薪などの自然物との戦いでございます。
ペグやクサビという強力な仲間と共にコンパクトなハンマー『戦棍』が戦いを勝ち抜く一助になりますと幸いでございます。
【製品仕様】
◆ハンマー『戦棍（せんこん）』　
サイズ ：全長190mm×幅25mm×厚み15mm
重量：1本約300g
材料：ステンレス鋼（焼入・焼戻処理）
製造国：日本
◆ペグ抜き『打刀（うちがたな）』
サイズ ：全長200mm×幅18mm(差し込み部最大7mm)×厚み3.5mm
重量：１本約39g
材料：刃物用ステンレス鋼（焼入・焼戻処理）
製造国：日本
※『戦棍』はプラスチック製のアジャスターケースに入れてお届けいたします。梱包用の箱という位置づけではございますが、そのままケースとしてもキャンプへお持ち頂けます。
【ご注意】
◇キャンプ用のペグやクサビを打ち付ける用途を想定して開発されたハンマーです。それ以外の用途での使用は保証しかねますのでご了承ください。
◇使用を重ねて参りますとハンマーの打撃部に鎚目のような凹凸が発生いたします。使用状況によっては打撃部にバリやカエリが発生することがございますのでご注意をお願いいたします。
◇本製品は仕上げ加工により色ムラや着色している箇所がある場合がございます。上記のような箇所がありましても使用には問題ございません。また材料の有効活用の観点より使用上問題のない程度の傷や打痕は良品として出荷させて頂きます。
◇火気周辺にて本製品が高温下に晒される環境でのご使用はお控えください。本製品は熱処理を行っており、高温下に晒されますと鈍ってしまい、頑丈さが損なわれる可能性がございます。
◇錆にくいステンレス鋼を使用しておりますが、まったく錆びが発生しないわけではございません。ご使用後は水分や汚れを拭き取って頂くと錆の発生を抑えられます。